内容説明
作家にとって「性」、「死」、「戦争」、「民衆」とは何か?著者は詩人の生の根源の問題を究明する。
目次
1 詩人の形成(背景;待機の歳月―初期の作品と『草の葉』)
3 『草の葉』の世界(離脱と融合―「わたし自身の歌」について;数字の意味―「わたし自身の歌」第十一節をめぐって ほか)
3 ホイットマンの空間(都市空間ニューヨーク;空間と文化象徴 ほか)
4 評価(教祖から詩人へ;ホイットマンの系譜―ホイットマン、カール・サンドバーグ、ラングストン・ヒューズ ほか)
5 書評集(J・C・スマッツ;J・カプラン ほか)
著者等紹介
田中礼[タナカヒロシ]
1931年神戸市に生まれる。京都大学名誉教授。日本ホイットマン協会顧問。国際啄木学会会員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。