内容説明
理論と批評の最先端に立つ代表的研究者による画期的論考46篇!1巻:ピューリタンからロスト・ジェネレーションまで。
目次
1 ニュー・ワールドの夢と悪魔(ピューリタンと海賊;日記のなかのアメリカ女性―エスター・バーとアビゲイル・ベイリーの場合 ほか)
2 トランセンデンタリズムの資産(姦通小説としての『緋文字』;ホーソーンと十七世紀神学書 ほか)
3 アメリカン・リアリティの発明(マーク・トウェインからスーザン・ウォーナーへ;それぞれの連結―マーク・トウェインと夏目漱石について ほか)
4 ロスト・ジェネレーションの伝統(「海の変化」の物語―『夜はやさし』と『エデンの園』;メタ・ピエタ小説としての『闇の中に横たわりて』―スタイロンの埋め込まれた衝動 ほか)
著者等紹介
国重純二[クニシゲジュンジ]
鶴見大学教授
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