本格M.W.S.<br> MEMORY―螺旋の記憶

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本格M.W.S.
MEMORY―螺旋の記憶

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  • サイズ 46判/ページ数 336p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784523265986
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

鏡探偵事務所を訪ねてきたのは九年前に奇妙な依頼を持ち込んだ女性だった。そして新たな調査を依頼する。「失踪した息子を探して欲しい。息子の失踪には前回の調査が関係している」と―。当時の調査記録を元に調査を開始した槇野だったが、九年前の調査で訪ねた人物が二年前に塩素ガスで殺害されていたことが判明。一方の東條は、奥多摩の山中で発見された凄惨な逆さ吊り殺人事件を追っており、報道で被害者の身元判明を知った槇野から、その被害者が九年前に調査した案件の関係者であることを教えられるのだった。元刑事の探偵・槇野康平と「捜一の鉄仮面」と呼ばれる刑事・東條有紀の捜査が再び交差する本格ミステリー。

著者等紹介

吉田恭教[ヨシダヤスノリ]
佐賀県生まれ。2011年『変若水(をちみづ)』(光文社)で島田荘司選第3回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞優秀作に選ばれデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちょろこ

134
斬新なテーマの一冊。これは斬新なテーマで攻めてきたミステリという印象。通常では信じ難い、立証するのが難しい"記憶"を巧みに事件に盛り込ませる着眼点が目を惹く。今作も残虐グロ満載、探偵槙野サイドと刑事東條サイドの糸が交差し一本の太い糸になり真相へと突き進む。極、些細な疑問点が実は重要なポイントだったり、近づいたかと思うとスルリとかわされ繋がりそうで繋がらない真相は緊迫感と共に読み応えあり。こういう記憶があったら…せつなさ盛り上げる小説の存在も良かった。それにしても自分が死ぬ瞬間が生々しく残るのは嫌だな。2020/12/01

モルク

111
警察をクビになった探偵槙野と現職女刑事東條のシリーズ。輪廻転生、前世を描く。自殺とされた31年前の酒造の若主人、その生まれ変わりであるという青年。そしてその事件の関係者と思われる人物が、残忍な姿の死体で発見される事件が続く。果たして生まれ変わりの青年と、惨殺事件は繋がるのか。犯人の予想は次々と打ち砕かれ楽しませてもらった。でもこの状況、裁判はどうなるのか。殺人の事実について裁くんだろうけど、オカルト的な要素はどうとらえるかな。そして探偵事務所の早瀬はどうした、さらに弁護士高坂の恋心は?まだまだ続く。2022/04/06

papako

68
久しぶりのシリーズ。何冊目?鏡が過去に調査した依頼人が再び現れた。前世の記憶を持つホラー作家が行方不明になる。そして関係者が殺されていく。ここまで残酷な殺し方必要か?と思うけど、槙野と東條それぞれの調査と捜査がかみ合う感じは楽しい。前世の記憶ありきで話は進むけど、裁判とかどうするんだろう。そしてラスト!次は早めにお願いします!2021/02/11

momi

45
元刑事で探偵・槙野と刑事・東條コンビのシリーズ!9年後の再依頼!? 家族に書置きを残し探さないで…と失踪したホラー作家!!いったい31年前に何があったのか?!今作も惨殺事件でうぇ〜とくるのですが… 一見とってもロマンティック〜!だって…時を超えて逢いにきてくれるんでしょ〜。でも愛の分だけ憎しみがあり、そして恨む気持ちが芽生え…事件がおきてしまったわけだから…人の気持ちってなかなか複雑!!深すぎる愛…前世の記憶なんて無いほうが幸せなのかも!輪廻転生…面白い設定で着地点も良かったし面白かった!!2020/12/01

hushi亜子

42
大好きな吉田さん。そして槇野、東條シリーズ。前世、蘇りとかは本当にあるのか。今回はその前世がモチーフになっている。私は前世というのはあると信じている。ただ忘れてしまっているだけで。前世で殺された自分がいて、現世で復讐に燃えるか、それとも果たせなかった約束を選ぶか。どうしたいかは男女の性差でも変わってくるんだろうけど。1番印象に残ったのが、殺され方。こんなのは初めて読んだ。2人目の方。これはキツイ、グロい!1人目の殺害後の様子もキツイけど。探偵早瀬、どうした?次も気になるので待っております!2020/12/27

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