内容説明
実は相続の問題の殆どは「不動産の問題」です。不動産には税金のように数字だけでは割り切れない問題がたくさんあります。不動産歴33年、著者の経験を基にして不動産相続にまつわる問題を「あんしん相続」へと導きます。従来の「相続を税金から捉える」視点とは異なり、新たな視点で、相続問題を抱える可能性のある人々に手にとってもらえる良書です!
目次
第1章 相続問題は誰にでも起こりうる(うちはお金持ちじゃないから関係ない―その考えが相続トラブルを招く;親族間の遺産争いは映画や小説の中の出来事ではない ほか)
第2章 心がものに変わるとき。それが相続(相続の本質とは―富の継承なのだろうか;多くの遺産を残せる方法を選ばなかった事例に学ぶ ほか)
第3章 実例でわかる相続のトラブルポイント(不動産の分割;その土地は売れる土地? ほか)
第4章 相続対策でまずすべきこと(借金をすることで相続税節約になるのか;不動産の相続対策 評価額と時価との差をよく見る ほか)
終章 相続の相談は不動産知識のあるゼネラリストへ(いつ、行動すればいいのか―早すぎるということはない;相続が発生した後にできることはほとんどない ほか)
著者等紹介
小林啓二[コバヤシケイジ]
1962年東京都生まれ。一般社団法人あんしん相続支援センター理事。アセット東京株式会社代表取締役。1985年から33年間、不動産業に携わり、取引は住宅だけでも1000件超の実績。また商業施設・公益施設の複合開発、分譲マンション開発および販売、そして賃貸不動産の総合管理に従事し、更に中大型店舗の出店開発にも従事した経験から不動産にまつわる相続問題に関わる。相談者目線に立ったコンサルティングには定評がある。事業用不動産の取引にも精通している。また、不動産オーナーの相続対策の頻度が増したのを契機に、相続支援専門のコンサルタント法人「一般社団法人あんしん相続支援センター」を設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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