内容説明
世界は劇場、人間は役者。比較演劇についての秀逸の論考9編。
目次
第1章 世界は劇場(中世演劇―『堅忍の城』・「羊飼いの劇2」;シェイクスピア―『終わりよければすべてよし』;マキアヴェリ―『マンドラーゴラ』)
第2章 中世演劇の変容(「降誕劇」の変容―『ヴァージニア・ウルフなんかこわくない』;中世演劇の残照―『欲望という名の電車』;「死」の変貌―中世演劇・シェクスピア・現代演劇)
第3章 比較演劇(「通過儀礼」と女たち―イプセン・ショー・オズボーン;ダヴナントの改作『マクベス』;『オセロー』と『夕鶴』)