感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アルカリオン
11
期待していなかったがよかった▼p169「犬に仏性はあるか」答えは「無」だがこれはNoの意味ではない。仏性はあるとかないとか言えるものではない。そのような言葉の使い方、思考では仏性を本当に感じることも悟りに到達することもできない▼p172 道元。「人は本来仏性を持っているのになぜ修行するのか」。仏性は修行の彼方にある目的だと考えるからそういう疑問が浮かぶ。そうではなく仏性は修行と同時にある。人はもともと仏性を持っているからこそ、修行しながら自らの仏性を深く自覚するのだ。《ヴェーバーを思わせる》2023/11/25
流蓮
2
雑学兼入門用？といった感じでした。仏教に詳しくなりたいのなら巻末の参考文献を調べてみるといいかもしれません。章ごとにテストがあるためざーっと暗記するのにも使えるかもです。専門用語は多いですか、わかりやすく解説してあるので「仏教のこと、ちょっと知りたい」という人におすすめかなと思いました。2016/03/04
Nozomi Fujimoto
0
一通り通したくて古本屋で買いました。第二章からがすごくありがたかったです。仏教何となく知りたいけど、そんな時間かけたくなくて、さらりとわかりたい方にはお手軽でオススメです。ブッダから明治仏教まで人物で仏教史を通してくれるのでスッキリ全体掴めます。題名の通り、「いちばんやさしい日本の仏教がわかる本」2013/01/20
kentax
0
仏教を学ぶっていうより、仏教関係の雑学を集めてまとめたような本。申し訳程度にさらっと仏教史が載っているけれどこれに至っては専門用語が多すぎてこんなのがあるんだ、程度にしかならない。難しく詳しくしたいのか、雑学程度で終わらせたいのかよくわからない。2012/12/11
こたか
0
前半の辞書は申し訳程度。ブッダの部分も特に目新しい事はなかった。しかし！これらのマイナスを吹き飛ばすくらいに面白いのが、飛鳥～室町時代の仏教の流れが人物別に書かれている部分！人物と宗派名が頭の中にスルスル入って来ました！2012/02/16
