内容説明
休んでも回復しない人必読。その疲労感に困っていませんか?HSP気質の疲れは脳の慢性炎症だった。
目次
序章 とにかくしんどい…この疲れって何?
第1章 いつまでも続く疲労感…その正体は「脳の慢性炎症」です
第2章 疲労感を引き起こす炎症のもと、「ストレス」を知って対処しよう
第3章 休むのは怠けているんじゃない、“よくなろうとしている”だけ
第4章 身体への働きかけで、日常生活をラクにしていこう
第5章 自分基準の“心地よい”が、しんどさをラクに変えてくれる
著者等紹介
長沼睦雄[ナガヌマムツオ]
十勝むつみのクリニック院長。日本では数少ないHSPの臨床医。2000年よりHSPに注目し研究。北海道大学医学部卒業。脳外科研修を経て神経内科を専攻し、日本神経学会認定医の資格を取得。北海道大学大学院にて神経生化学の基礎研究を修了後、障害児医療分野に転向。道立子ども総合医療・療育センターにて14年間小児精神科医として勤務。2008年より道立緑ヶ丘病院精神科に勤務し、小児と成人の診療を行う。2016年9月に開業し、HSP診療を中心に診療し、脳と心と体と食と魂の統合的医療を目指している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ホシ
18
《体にストレス→ストレスホルモンや炎症性サイトカインが分泌され脳内へ→ミクログリア(脳内免疫細胞)が活性化→神経細胞が興奮→特定の神経が高または低感度状態に→脳が環境や身体の状態を誤認→慢性疲労/疼痛に》私の耳鳴りもこうして発症したのかな。今はだいぶ改善されたけど…。疲れやすいHSP向けがコンセプトですが、慢性的な疲労感に悩む人なら誰であっても有益な本だと思います。要約すれば「意識的に身体が発する声に耳を傾け自身を労る」という事。具体的な実践法は他書と変わりませんが、内容を参考にして繁忙期に備えます。2021/08/28
リラッママ0523
8
自分はHSPに該当するか否かは自分でもよくわからないのですが…読んでから「マインドフルネス、マインドフルネス」と、暇をみては息を吸うと吐くを意識して、何も考えない時間を作るようにしてみた。脳の疲れが取れたら何か変わるような気がする!2021/06/01
愛緒
7
昨日も苦手な上司から攻撃を受けた。朝から機嫌が悪いなぁとは思ってたけど案の定だった。どうしてあんな態度しか取れないんだろう…。私が敏感すぎるのが悪いのかな?「ま、こういう日もあるよね」って軽く流せる一つ一つを気にしないような人間になりたい。2023/01/11
ドア
7
かなり専門的で前半から中盤ぐらいはしんどい時読むのはしんどいかも・・後半は対処法が書かれていてよかった。そのなかで今のわたしには『ひとり静かに過ごす時間を作る』『嫌われてもいいから本音で生きる』『あなたのストレス解消は?』だ。とにかく今は仕事でも休憩時間も1人になれない。まだ人間関係が慣れなくて気を遣い、帰っても何かをする気力もない。休日になってやっと1人の時間で好きなことを思う存分できる。ひたすら本を読んだりゲームしたりYouTube観たりたまに買い物行ったり。わたしのストレス解消だ。2021/07/22
ドア
5
再読。出していこう!我慢せずわたしは声を出した。思っていることを母に伝えた。案の定喧嘩になった。わたしにも我慢の限界がある。後悔はしてない。言わなかったらわたしのストレスがたまる一方だから。それにしても自分が悪いことをした時の行動ってみんな一緒なんだね。別に隠さなくてもいいのに(笑)2021/07/25