感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
☆よいこ
73
中高生向け物理学入門まんが。アパート「ししゃもラボ」に住む個性的な面々の前に電子の妖精にゃんしーが現れた▽[1章:原子ってなんにゃん]クローン力[2章:力学ってなんにゃん]胸が電子(エレクトロン)♡胸が陽子(プロトン)♡壁ドンwww[3章:熱力学ってなんにゃん]マイナス273度絶対零度0ケルビン[4章:電磁気学ってなんにゃん]エレクトロン=琥珀(こはく)[5章:波ってなんにゃん]スクワット。虹のページがカラーなの優しい▽崖を階段で登るお手伝い。2022年刊。イラストが可愛い入門書2024/10/31
さやなか
25
学生の頃習ったんだろうな.....な事が詰め込まれた一冊。漫画仕立てで笑いも交え、読み手に親切な物理学解説本。本当になんとなくなので、踏み込んだ難しい話は一切なし。でもフムフムと楽しく読めました。"この世界はすべて原子からできていて、原子は陽子と中性子そして電子から出来ている" 限りない好奇心や向上心を取り込む事で足りないものが共鳴し合い、楽しいという感受性が目に見えないものを映し出してくれるのだろう。それがきっと発想力を生み出すのだ。2022/07/18
袖崎いたる
5
なんとな〜く物理をつかむやつ。とはいっても、だね、耐性がない身としてはしっかりわかりそこねられもしてしまったよ、やれやれだぜ。電子がかわいいキャラクターになっているのはえがった。イメージしやすいかは別にして、親しみは持てた。2024/04/08
はぐ
5
「原子」「力学」「熱力学」「電磁気学」「波」についての基本をすべてマンガで解説。じんましんが出てきそうになる数式は出てこない。徹底してわかりやすさを追求し、ユーモアのある例えや、身近な現象を取り上げながら「興味を持ってもらう」ことを目的としている。レベルとしては中学物理。それこそ、なんとな~く覚えているものもあれば、ここで初めて知るものもあった。興味から次のステップへつなげるのに良いきっかけとなる一冊だと思う。2022/04/19
Nobody1
2
壁ドンの力学。「お前が壁(オレ)をドンしているとき 壁(オレ)もまた お前をドンしているのだ」(p.138)。 という面白ネタもありつつも、ただ物理をわかりやすく教えてくれるだけでなく、何かを「学ぶこと」そしてそれを「楽しむこと」についても教えてくれる、かなり良い本であった。絵とストーリーも抜群。楽しむことで、崖を階段で登ること。2023/02/12