内容説明
「お地蔵さんって何の神様?」「村八分って何が『八分』なの?」「日本の幽霊にだけなぜ足がない?」…日本には、私たちが普段当たり前のように接しているけれど、その起源、理由や目的までは知らないようなことが意外に多い。本書では、神道や仏教、言い伝え、年中行事、祭り、和食、怪談、古典芸能など、日本にまつわるさまざまな知識、「意外と知らない自分の国・日本のこと」をわかりやすく紹介する。雑学としても、教養としても身につけておきたい知識がたくさんつまった一冊。
目次
1 神様、仏様はいつだって正しい?
2 暮らしの中にも「謎」がいっぱい
3 「言い伝え」を馬鹿にしてはいけない
4 「年中行事」には大切な意味がある
5 ニッポンの「物の怪」はどこか憎めない
6 「食」にまつわる先達の知恵
7 「お祭り」は楽しい、けどちょっと怖い
8 古典芸能を知っていますか?
著者等紹介
武光誠[タケミツマコト]
1950年生まれ。東京大学大学院国史学科博士課程修了。文学博士。明治学院大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
入江・ろばーと
1
知らないことばかり。ちゃんと自分の国のこと知ってなきゃダメだよなと痛感させられる。2016/04/04
八重
0
内容に惹かれて。今まで「こう言われてるけどなんでだろう?」とか「どうしてこうしなきゃいけないんだろう?」とかの疑問がかなり解決された本でした。楽しかったです。2017/04/13
本を読むのは寝室派
0
「謎」学と書かれていますが、読んでみて雑学と大差ないと思いました。雑学本と違うところと言えば、使っているページ数かと思われます。だいたい雑学本は1ページに満たないものから1ページくらいの内容のモノを綴っているのに対し、この本は、3ページから4ページくらい一つの事について書いてあります。寝る前に少し読むなら雑学本でいいと思いますし、本当にこの「謎」学本は特に目新しいところがあるわけでもなく、”普通”としか言いようがありません。2016/03/22
nemuo
0
世に溢れている雑学本とは少し違う。日本ならではの習慣や迷信などをうまくまとめていて興味をもたせる書き方になっている。おはぎとぼたもちの違いなど分かりそうで分からない、というのがたまらない。2018/05/24