出版社内容情報
「こりすたちに、上靴を103足つくってください」。幼稚園から注文が届き、シロクマ靴屋は豆のように小さな上靴を作ります。
内容説明
あるひ、シロクマくつやにちいさなてがみがとどきました。あたらしくできるようちえんから、「にゅうえんするこりすたちのために、うわぐつをつくってください」とちゅうもんがきたのです。「これはおおしごとだぞ」くつしょくにんのおとうさんとおばあちゃんは、まめのようにちいさなうわぐつを103そく、いそいでしあげていきます!4歳から。
著者等紹介
おおでゆかこ[オオデユカコ]
1986年生まれ。2009年京都精華大学カートゥーンコース卒業後、イラストレーターとして書籍や雑誌、絵本の挿絵を描くほか、文房具や雑貨、パッケージのイラストとデザインなど幅広い分野で活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ポラリス
27
シロクマくつやシリーズの2作目。今回のお仕事は小さな小さなうわばき103足。もうその靴の可愛いこと!ちゃんと箱に入れて納品する様子も良いなあ。前作との繋がりも感じられ楽しい一冊でした♬2017/09/14
anne@灯れ松明の火
27
『シロクマくつや』にぽわわ~ん♪ 登録したら、続編があるとわかったので、入っていた隣市へ借りに行った。こちらもかわいらしいお話と素敵な絵。「小さきものは、みなうつくし」と言うが、103足のちいさなうわぐつが出来上がるページや それを履いたちいさなリスが走り回るページは、本当に愛らしい。続編が楽しみ! (ただ、やっぱり初めて読んだ時の「おおお!」という感動まではなかった。初めてならではだったのかな~)2017/03/04
深青
22
シロクマくつや2作目。柔らかく可愛い絵とお話で、読んでいて思わずにっこり。シロクマくつやに新しく出来る幼稚園から「入園するこりすの為にうわばきを103足作ってください」と注文が入ります。ずっと通いたくなるような素敵な幼稚園だったなぁと思います。2016/03/29
Kumiko
21
サイズ感!(笑)小さい手紙や小さい上靴と、大きな男の子とのバランスが何ともダイナミック。あいかわらず絵が可愛くて細部まで見てしまいます。お気に入りは見返しのどこかレトロな色使いの仔リスたち。上靴履いて園生活を 満喫中ですね。2016/12/07
遠い日
10
相変わらずいい仕事ぶりのシロクマ靴屋。今回はなんともかわいいサイズの、大量注文に家族総出で臨む。濃やかな絵がすてきで、細部まで楽しめる。「大きい」と「小さい」の比較に、目は釘付け。みんなに見守られて開園した幼稚園はきっと子どもたちのだいじな場所になるでしょう。2016/06/19