集英社文庫<br> 逢うには、遠すぎる

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集英社文庫
逢うには、遠すぎる

  • 著者名:北方謙三【著】
  • 価格 ¥495(本体¥450)
  • 集英社(2018/04発売)
  • ポイント 4pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784087491500

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内容説明

7年前に別れた妻・杏子がロス―東京を結ぶコカイン密売組織のトラブルに巻きこまれた。雨の夜、カメラマン・上杉にかかってきた無言の電話。救いを求めてきたのだろうか、気にかかる。まだ愛しているかも知れない杏子の行方を追って上杉は単身ロスへ飛ぶ…。

目次

第一章 雷鳴
第二章 カリフォルニアの空
第三章 マンハッタン・ブルー・デイズ
第四章 黒髪

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

サン

5
老犬シリーズを読み終わるまでに、高樹刑事の出演作品を読みました。女性が強く描かれていて、ちょっと新鮮でした。2016/03/19

ツカモトカネユキ

2
1983年の作品。昔の女房が巻き起こす事件に巻き込まれる話。何昔前を思い出す展開。双方想いがあるにもかかわらず、何かの都合で別離し、最終的に頼まれてというパターンです。他にもあるおなじみの展開ですが、今回は舞台がロス、ニューヨークへと広がっています。別れた女房の話に、理解がよすぎる彼女が力を貸すモテっぷりは、どちらかが消えないとしまりませんが最終的にはハッピーエンドと思われます。これもおなじみ老犬、高樹刑事の登場で場が盛り上がります。時代の流れを感じました。2020/02/10

ふっちゃん、男性60歳代(乱読書歴50年)→70歳になった。

1
北方謙三さんの1つ1つの言葉、文章、文体が大好きだ。この作品では、、アメリカの色んな場所が描かれている。ロスアンゼルス、ニューヨーク、、ナッシュビル。旅行ガイド本より余程、心に沁み入り、そこに行かずに目に浮かぶ。短い言葉、的確な表現、余分な物が無く、す~と頭に入って来る。読了感は、まずそれだった。 【4.6】2021/08/29

tai65

1
星3・52013/02/06

Zero Cool

1
最近、北方謙三氏の「高樹良文警部」登場のシリーズに凝っていますが、これはハードボイルドというよりも恋愛小説だそうな。小気味良い文体ですが、最後はもうちょっとハッピーで終わって欲しかったかな・・・やっと北方氏の文章に慣れてきた!2012/11/01

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