これからのナースに実践してほしいこと―日野原重明から医療者へのメッセージ

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これからのナースに実践してほしいこと―日野原重明から医療者へのメッセージ

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  • サイズ 46判/ページ数 189p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784521745749
  • NDC分類 498.14
  • Cコード C3047

出版社内容情報

2017年に逝去なさった日野原重明先生講演の記録.看護の話に留まらず先生の幅広い知識・蘊蓄も披露しており優しく読みやすい.2017年7月に逝去なさった日野原重明先生の講演録集。全国約30カ所で開催されたセミナーから,京都,神戸(2回),鹿児島,沖縄,山口の5カ所6回分を収録した。日野原先生が看護師へ向けて発した「勉強し続けてほしい」「自ら新しいことに挑んでほしい」「ナースは医師と協働すべきである」といった強くて熱い想いを伝える。

1章 ナースがプライマリ・ケアを担う時代がやってくる
2章 ナースに大切なのは明るさ、そして機転
3章 看護も変わらないと時代遅れになる
4章 首から下げてる聴診器は使うためにある
5章 バイタル・サインは生きてる証拠
6章 看護を支えるための大きな医学をしっかり学ぼう
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全コンテンツ
三つのVを心に―まえがきにかえて
1章 ナースがプライマリ・ケアを担う時代がやってくる
やらなきゃ駄目、日野原先生。教えてあげるから
ナースでもドクターでも同じように診察すればいい
医学・看護はサイエンスに基づいたアートである
医師が眼底を診られなければ看護師が診ればいい
税務署で血圧測定をしたら皆高血圧?
重明、治るよ、治るよ
ヘルニアで入院1週間? とんでもないよ。外来でやりたまえ
先生はお忙しいから問題の1、2だけに答えてくだされば結構です
医療に患者が参与する時代
2章 ナースに大切なのは明るさ、そして機転
36度5分ですから熱なんかありませんよ
今までは柳の下で二匹目のドジョウを狙って満足していた
ヘビースモーカーは平生から白血球が多め
アメリカのナースはドクターを教えるほど専門性が高い
プロブレム・ソルビングが熟達への近道
訊いたけど答えなかったからわからない、じゃ駄目
体温計より確かなのは手のひらの感覚
QOLという視点はナースがドクターより先を走っている
望ましい医療を提供するための看護がある
オスラーの「ナースの七つの徳」
3章 看護も変わらないと時代遅れになる
ポテンヒットのようなことが医療の中でも起こっている
あなた、血圧は平生いくらくらいですか?
太い腕には太くて長いマンシェットを
言い伝えの中には間違っていることもたくさんある
あなたが効く60%になるか、効かない40%になるかはわかりません
23時間57分間の体の変化を見ることができる
もっとお医者さんと一緒に組むべき
まず診るのは患者の顔
良い環境で感性を育てる
4章 首から下げている聴診器は使うためにある
うつ伏せで寝れば褥瘡がなくなる
人間の欲望がバイアスの掛かった研究を生む
これこそまさに看護の観察
「おかしいな」と思ったら、薬を替えてもいいよ
MRIより人間のレセプターのほうがはるかに敏感
心電図では狭心症の診断はつかない
自分の体を知っているといざというとき役に立つ
安静にしていたから治らない
副作用がないことも良薬の条件
5章 バイタル・サインは生きてる証拠
正しい血圧の測り方を知らない人が依然多い
心尖拍動を診て心臓の大きさを測る
心電図の読み取りは簡単なパターン認識
バイタル・サインは生きてる証拠
血圧低下によるショックで饒舌になる
体の外の気温で体温も変動する
「37度で熱がある」は明治時代のこと
ナースに求められる八つのこと
6章 看護を支えるための大きな医学をしっかり学ぼう
看護を支えるための大きな医学をしっかり学ぼう
水を与えていい脱水と、与えてはいけない脱水とがある
人工骨頭の置換手術をしても翌日には歩いてもらう
心筋梗塞だから寝てないでください
ヘルニア手術の後でもやっぱり安静は不要だった
「無言のアート」である医術は成長の伸びが悪かった
オスラーの著書がロックフェラー医学研究センター設立につながった
看護師は24時間患者さんの健康状態を預かっている
? 看護師は24時間患者さんの健康状態を預かっている ほか

日野原重明[ヒノハラシゲアキ]
著・文・その他

目次

1章 ナースがプライマリ・ケアを担う時代がやってくる
2章 ナースに大切なのは明るさ、そして機転
3章 看護も変わらないと時代遅れになる
4章 首から下げている聴診器は使うためにある
5章 バイタル・サインは生きてる証拠
6章 看護を支えるための大きな医学をしっかり学ぼう

著者等紹介

日野原重明[ヒノハラシゲアキ]
1911年山口県生まれ。1937年京都帝国大学医学部卒業。1941年聖路加国際病院内科に勤務。1951年米国エモリー大学に留学。聖路加看護大学学長、聖路加国際病院院長、一般財団法人ライフ・プランニング・センター理事長などを歴任。1998年東京都名誉都民、1999年文化功労者、(東京都)中央区名誉区民、2005年文化勲章受章。2017年7月18日逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あるぱか

4
日野先生の本は初めて読みましたがイメージと違っていました。もっと精神論的なイメージがつよかったのですが、かなり理論派な方なんだなと思いました。そしてもっともっと勉強していかなくてはいけないなという気持ちになれました。2018/12/10

むさみか

4
もっとよい医療のために看護師が専門知識を身につけ 患者さんに近い立場としてもっと医師をリードする立場に なってほしいと繰り返し語られます。 とにかくエビデンスがなければやってみる してみるという 度量の大きさがありこれぞ いいお医者さんだと思います2018/04/18

伊吹

2
腹臥位のほうが肺活量が高く褥瘡もできにくいというのは意外だった。あとさりげなく著者がよど号ハイジャック事件で拘束された経験談を話していて驚いた。2020/10/31

みんみん

1
読むとさらに勉強に励もうって強く思いました。くじけそうになったらまた読みたいと思いました。2018/07/27

つらら

1
講演に一度でも行きたかったなぁ。2018/02/08

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