発達心理学の新しいパラダイム―人間科学の「二人称的アプローチ」

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発達心理学の新しいパラダイム―人間科学の「二人称的アプローチ」

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  • サイズ A5判/ページ数 158p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784521745541
  • NDC分類 143
  • Cコード C3011

出版社内容情報

発達心理学の「二人称的アプローチ」をめぐるシンポジウム.ディスカッションでは白熱した討論が展開.発達心理学にパラダイムシフトをもたらす「二人称的アプローチ」をめぐるシンポジウムの全記録.心理学に「二人称的アプローチ」という画期的な方法をもたらしたヴァスデヴィ・レディ教授,チンパンジー研究から認知科学に全く新しい視座を提示した松沢哲郎教授,精緻な実験的アプローチからこころの潜在的なプロセスを探究する下條信輔教授が登壇.「ディスカッション」では,動物行動学・神経内科学・昆虫学・科学哲学などの碩学を交えて知的刺激に満ちた討論が展開されている.

乳児期におけるかかわることと心への気つ?き(ヴァステ?ウ?ィ・レテ?ィ )
想像するちから―チンハ?ンシ?ーか?教えてくれた人間の心(松沢哲郎)
こころは孤立しているか?―実験的発達心理学の可能性と限界(下條信輔)
テ?ィスカッション(ウ?ァステ?ウ?ィ・レテ?ィ/松沢哲郎/下條信輔/司会:佐伯 胖/要約・解説:當眞千賀子)

ヴァスデヴィ・レディ[ヴァスデヴィ レディ]
著・文・その他

松沢哲郎[マツザワテツロウ]
著・文・その他

下條信輔[シモジョウシンスケ]
著・文・その他

目次

基調講演 乳児期におけるかかわることと心への気づき(ヴァスデヴィ・レディ)
ミニ・レクチャー1 想像するちから―チンパンジーが教えてくれた人間の心(松沢哲郎)
ミニ・レクチャー2 こころは孤立しているか?―実験的発達心理学の可能性と限界(下條信輔)
ディスカッション(ヴァスデヴィ・レディ;松沢哲郎;下條信輔)

著者等紹介

レディ,ヴァスデヴィ[レディ,ヴァスデヴィ] [Reddy,Vasudevi]
英国ポーツマス大学発達文化心理学教授、同大学状況的行為とコミュニケーションセンター(Centre for Situated Action and Communication)所長。インドで大学院修士課程を修了後、英国エディンバラ大学にて博士号(心理学)を取得。インドに戻り母校オスマニア大学で2年間教鞭をとる。1986年より現職

松沢哲郎[マツザワテツロウ]
京都大学高等研究院特別教授。1950年、愛媛県松山市生まれ。1974年、京都大学文学部哲学科卒業、理学博士。1978年から「アイ・プロジェクト」とよばれるチンパンジーの心の研究を始め、野生チンパンジーの生態調査も行う。チンパンジーの研究を通じて人間の心や行動の進化的起源を探り、「比較認知科学」とよばれる新しい研究領域を開拓した。2016年3月に京都大学霊長類研究所を退職、同年4月より現職。公益財団法人日本モンキーセンター所長、国際霊長類学会会長

下條信輔[シモジョウシンスケ]
カリフォルニア工科大学生物・生物工学学部ボルティモア冠教授。1955年、東京生まれ。マサチューセッツ工科大学大学院修了、Ph.D取得。東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。2012年4月より京都大学こころの未来研究センター特任教授。専門は知覚心理学、視覚科学、認知神経科学。『まなざしの誕生―赤ちゃん学革命』(新曜社)、『サブリミナル・マインド―潜在的人間観のゆくえ』(中公新書)、『サブリミナル・インパクト―情動と潜在認知の現代』(ちくま新書)など著書多数。これらの著作によりサントリー学芸賞受賞。日本神経科学会より時実利彦記念賞、日本認知科学会より独創賞、中山賞大賞受賞

佐伯胖[サエキユタカ]
田園調布学園大学大学院人間学研究科教授、公益社団法人信濃教育会教育研究所所長、東京大学名誉教授、青山学院大学名誉教授。1939年、岐阜県生まれ。慶應義塾大学工学部卒業後、米国ワシントン大学大学院修了、Ph.D。専門は認知科学、保育学。青山学院大学ヒューマン・イノベーション研究センター元所長

當眞千賀子[トウマチカコ]
九州大学大学院人間環境学研究院教授。専門は発達心理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。