内容説明
オーストラリアで考案された“キーピング・ザ・ブルーズ・アウェイプログラム(KBAプログラム)”という10個のステップでうつ病を治療し、同時に再発を予防。理念論議に終始しがちの全人的医療と人間味が乏しいと批判されがちな科学的エビデンスが見事に融合されている。
目次
1 はじめに―うつ病について
2 評価と目標設定
3 健康的なライフスタイル
4 有用なコーピングスキル
5 役立つ思考、認知戦略
6 心理的問題への対処
7 活動のメリット
8 社会的な支援や技能を培う
9 再燃・再発の初期症状への対処計画を立てる
10 再評価と再検討、役立つ情報
著者等紹介
ハウエル,ケイト[ハウエル,ケイト] [Howell,Cate]
医師、セラピスト、著述家、教育者。アデレード大学総合診療分野プライマリケア精神保健ユニット長。オーストラリア心理学的医学会元会長。長年に亘る精神保健分野に対する貢献により、2013年オーストラリア勲章メダル(OAM)を授与された。オーストラリアのアデレードで開業し、セラピー、精神保健を中心に学際的な治療を行っている。うつ病の再燃・再発予防に関する研究で博士号を取得。現在は、総合診療医に対する教育プログラムの開発に取り組んでいる
斉尾武郎[サイオタケオ]
フジ虎ノ門健康増進センター、K&S産業精神保健コンサルティング(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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