出版社内容情報
すべての開業医 必読必携!超高齢社会を迎えたわが国において,開業医は今後「かかりつけ医」「家庭医」として地域に根ざしたすべての科を診る「総合医」となることが必要であり,なかでも在宅医療への対応は欠かせない.本書では,在宅医療の現場で活躍するエキスパートを編集・執筆陣に迎え,地域医療の再興と質の向上をめざす総合医として必要な実践的知識や技術をわかりやすく解説している.
はじめに
在宅医学は確立されたのか？ （平原佐斗司）
１章 在宅医療の諸相
在宅医療の導入と在宅でのアセスメント （舩木良真）
急性期のアセスメントと対応 （石川美緒）
在宅における看取り （吉澤明孝，吉澤孝之）
２章 在宅医療の諸課題
栄養アセスメントと栄養処方 （小川滋彦，手塚波子）
サルコペニアとリハビリテーション栄養 （若林秀隆）
嚥下障害のアセスメントと嚥下リハビリテーション （大石善也）
包括的呼吸リハビリテーション （平原佐斗司）
在宅リハビリテーションのアセスメント・処方と環境整備 （恒川幸子）
在宅での褥瘡マネジメント （岡田晋吾）
医療・介護関連肺炎の在宅管理 （平原佐斗司）
転倒・骨折や変形性関節症への対応 （木下朋雄）
在宅でみることができる排尿障害とカテーテル管理 （尾山博則）
在宅での歯科医療 （原 龍馬）
３章 緩和ケア
がんの在宅緩和ケア
疼痛管理 （茅根義和）
嘔気・嘔吐，呼吸困難感，せん妄 （浜野 淳）
非がん疾患の緩和ケア （大石 愛）
４章 病態別重度期のケアと終末期の緩和ケア
脳卒中の在宅医療 （桑原直行）
重度認知症の在宅ケア （大澤 誠）
終末期呼吸器疾患の緩和ケア （平原佐斗司）
重度心不全の在宅管理 （山中 崇）
慢性腎臓病（CKD）の在宅管理 （?谷陽子）
肝不全の在宅管理 （吉崎秀夫）
ALS（筋萎縮性側索硬化症）の在宅医療 （小川朋子）
パーキンソン病関連疾患の在宅管理 （難波玲子）
５章 小児在宅医療
小児在宅緩和ケアという概念からのアプローチ （戸谷 剛）
６章 在宅医療に必要な手技
気管切開の管理 （小森栄作）
在宅人工呼吸療法 （武知由佳子）
経管栄養の管理 （小野沢滋）
在宅静脈栄養 （望月弘彦）
索引
平原佐斗司［ヒラハラサトシ］
編集
長尾和宏［ナガオカズヒロ］
編集
垂井清一郎［タルイセイイチロウ］
監修
目次
１章 在宅医療の諸相
２章 在宅医療の諸課題
３ 緩和ケア
４章 病態別重度期のケアと終末期の緩和ケア
５章 小児在宅医療
６章 在宅医療に必要な手技
