司法精神医療

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  • サイズ B5判/ページ数 386p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784521672816
  • NDC分類 498.99
  • Cコード C3347

出版社内容情報

《内容》 司法精神医学の臨床の中心は触法精神障害を対象とする医療であるが,本巻では2005年の夏に施行された「心神喪失者等医療観察法」に基づいて,その専門処遇制度や施設等の実状について詳細に解説.さらには司法精神医学教育の実態,司法精神医療に必要な知識についても言及している.    

《目次》
1 わが国における司法精神医療の歴史と現状
   歴史
   起訴前簡易鑑定の現状と問題点
   精神鑑定の現状と問題点
   司法精神医学・医療教育の現状と課題
   司法精神医療の現状と問題点
   司法システムにおける触法精神障害者の処遇―その現状と問題点
   司法精神医療従事者の現状と問題点
    <看護者の立場>
    <精神保健福祉士の立場>
    <作業療法士の立場>
    <心理士の立場>
   司法精神医学関連学会の現状と課題
   医事刑法の立場からみた司法精神科医の役割と課題
    ―特に,裁判員制度における触法精神障害者の重大事件に関する鑑定業務について
2 精神医療と心神喪失者等医療観察法の運用
   心神喪失者等医療観察法の概要
   処遇の申立てと審判手続
   心神喪失者等医療観察法による医療
   保護観察所の役割
   地域処遇体制
   医療必要性の鑑定
   刑事責任能力鑑定
   裁判官の役割
   精神保健審判員の業務
   精神保健参与員の業務
   社会復帰調整官の業務
   指定入院医療機関
   指定通院医療機関
   司法的判断と医療的判断
   法律家の立場からみた心神喪失者等医療観察法
3 司法精神医学教育
   医師の学ぶべきこと
   看護師の学ぶべきこと
   作業療法士の学ぶべきこと
   臨床心理士の学ぶべきこと
   精神保健福祉士の学ぶべきこと
   薬剤師の学ぶべきこと
   法律について知っておくべきこと
    ―心神喪失者等医療観察法と精神保健福祉法の関係
   倫理について知っておくべきこと
4 司法精神医療に必要な知識
   リスクアセスメントの倫理と実践
   インフォームド・コンセントと同意能力
   自己決定と公共安全
   司法精神医療・福祉分野におけるケアマネジメント
   治療計画
   指定入院医療機関における治療
   指定通院医療機関における治療
   社会復帰援助

目次

1 わが国における司法精神医療の歴史と現状(歴史;起訴前簡易鑑定の現状と問題点 ほか)
2 精神医療と心神喪失者等医療観察法の運用(心神喪失者等医療観察法の概要;処遇の申立てと審判手続 ほか)
3 司法精神医学教育(医師の学ぶべきこと;看護師の学ぶべきこと ほか)
4 司法精神医療に必要な知識(リスクアセスメントの理論と実践;インフォームド・コンセントと同意能力 ほか)

著者等紹介

松下正明[マツシタマサアキ]
東京都立松沢病院院長

山内俊雄[ヤマウチトシオ]
埼玉医科大学

山上皓[ヤマガミアキラ]
東京医科歯科大学難治疾患研究所犯罪精神医学部門

中谷陽二[ナカタニヨウジ]
筑波大学大学院人間総合科学研究科(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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