内容説明
上皮性悪性腫瘍には、有棘細胞癌をはじめとして患者の生命予後に直接結びつくものが多く、皮膚科診療において最も重要な分野といえる。日本では欧米と異なり皮膚腫瘍の病理診断から切除などの外科手術、さらには化学療法まで一貫して皮膚科医が行うことが多い。このような日本の皮膚科医の現状に応え、本巻はほとんどすべての上皮性腫瘍を網羅し、それぞれの病理組織や治療も含め総合的に最新の知識を収載している。
目次
表皮系腫瘍
毛包系腫瘍
脂腺系腫瘍
汗腺系腫瘍
ウイルス性腫瘍
嚢腫
転移性皮膚癌およびその他の転移性疾患
著者等紹介
玉置邦彦[タマキクニヒコ]
東京大学教授
飯塚一[イイズカハジメ]
旭川医科大学教授
清水宏[シミズヒロシ]
北海道大学教授
富田靖[トミタヤスシ]
名古屋大学教授
宮地良樹[ミヤジヨシキ]
京都大学教授
橋本公二[ハシモトコウジ]
愛媛大学教授
古江増隆[フルエマスタカ]
九州大学教授
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