出版社内容情報
《内容》 日本人に特に多いとされる消化管の疾患をわかりやすく解説.疾患の「なぜ」から説き起こし,ヘリコバクター・ピロリや遺伝子と癌などの最先端の話題にも言及しました.内視鏡治療をはじめとする,世界トップレベルといわれる日本の治療技術も図や写真で紹介しています. 《目次》 第1章 全体像を把握する構造と機能発症のメカニズムどんな症状がなぜ現れるか検査・診断の流れ治療第2章 検査の目的と結果のよみ方血液検査便検査胃液検査消化管機能検査消化管X線検査内視鏡検査超音波検査CT, MRI検査生検,病理診断第3章 どんな疾患があるのか口腔内疾患食道運動性疾患逆流性食道炎・食道性潰瘍マロリー・ワイス症候群食道癌食道・胃静脈瘤急性・慢性胃炎特殊な胃炎胃・十二指腸潰瘍カルチノイド過形成性ポリープ・腺腫・癌胃粘膜下腫瘍胃切除後症候群吸収不良症候群蛋白漏出性胃腸症メッケル憩室ヒルシュスプルング病と類縁疾患感染性腸炎虫垂炎・大腸憩室疾患薬剤性腸炎虚血性大腸炎潰瘍性大腸炎クローン病非特異性腸潰瘍腸結核大腸ポリープ・ポリポーシス大腸癌過敏性腸症候群腸閉塞症・イレウス直腸・肛門疾患ヘルニア急性・慢性腹膜炎癌性腹膜炎腹腔内腫瘍腹膜腫瘍急性腹症全身疾患と消化器
内容説明
最近では特に医療の現場で医学についての基礎的知識がややもすると軽視されがちである。医療従事者の知識不足は、患者にとって致命傷になりかねないことは自明の理である。本書では消化器系の生理や病態にはじまり、消化管疾患の検査・治療などについて、看護に必要な、より豊富でそして正確な「基礎知識」の提供を目的とした。
目次
第1章 全体像を把握する(構造と機能;発症のメカニズム;どんな症状がなぜ現れるか ほか)
第2章 検査の目的と結果のよみ方(血液検査;便検査;胃液検査 ほか)
第3章 どんな疾患があるのか(口腔・食道疾患;胃・十二指腸疾患;小腸疾患)
著者等紹介
日野原重明[ヒノハラシゲアキ]
聖路加国際病院理事長
井村裕夫[イムラヒロオ]
前京都大学総長
岩井郁子[イワイイクコ]
聖路加看護大学教授
北村聖[キタムラキヨシ]
東京大学助教授
千葉勉[チバツトム]
京都大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。