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出版社内容情報
《内容》 日常診療で遭遇するさまざまな疑問や診断・治療のコツ,アドバイスなど,臨床にすぐに役立つ117テーマを選りすぐり,各々第一線で活躍する先生方に,簡潔かつ,わかりやすく解説しました.好評のPart 1,Part 2 同様,是非とも診療デスクに備えていただきたい1冊です.
《目次》
■I 耳
難聴の遺伝について―classical genetics vs modern genetics 古賀慶次郎
ミトコンドリア遺伝子変異のあるものはアミノ配糖体により難聴を起こすことが知られている.この遺伝子変異はアミノ配糖体と関係なくても難聴を起こすのか 宇佐美真一
サーファーの外耳道について 植松美紀子,梅田悦生
外耳道真珠腫はどのように治療するのがよいか 奥野秀次
medial meatal fibrosisとは新しい疾患概念か 坂井 真
鼓膜炎の原因,病態,治療について 星野知之
スクーバダイビングと耳抜きについて 柳田則之
ほか
■II めまい
前庭性頸筋反射とは何か.臨床的意義について 室伏利久
左右側方注視眼振は末梢障害では出現しないか 徳増厚二
脊髄小脳変性症の眼振について 水野正浩
めまい患者で眼振が出ている場合,温度刺激で眼振を止めるとめまいが治まるのはなぜか 高橋正紘
メニエール病は自己免疫疾患か? 池園哲郎,八木聰明
重心動揺計による平衡機能検査の要点について 徳増厚二
椎骨脳底動脈循環不全によるめまいが疑われるとき,必要な問診と検査について 大友英一
ほか
■III 鼻
鼻孔を広げるテープがあるが,そのメカニズムと適応について 市村恵一
アレルギー性鼻炎は寄生虫感染と関係があるか 藤田紘一郎
アレルギー性鼻炎症状を訴える.鼻汁中好酸球の有無でアレルギー性鼻炎を診断してよいか 洲崎春海
後鼻漏を訴えるが所見がない.どのように対処するか 飯沼壽孝
星状神経節ブロックは花粉症に効くか.その機序について 若杉文吉
アレルギー性鼻炎のレーザー治療について(1)―KTPレーザー 中之坊学
アレルギー性鼻炎のレーザー治療について(2) 川村繁樹,山下敏夫
ほか
■IV 口腔・咽頭
口腔・咽頭疾患のウイルスをいかに診断するか 余田敬子
軟口蓋麻痺の診断について 高橋宏明
顎下腺疾患の超音波診断について―顎下腺腫瘍を中心に 竹内洋介,鈴木晴彦
口角炎の原因と治療 原田敬之
カビによる口内炎の診断と治療 信貴宏治,荒牧 元
ほか
■V 喉頭・音声言語
アレルギー性喉頭炎(喉頭アレルギー)について 内藤健晴
喉頭摘出は心身にどのような影響を与えるか 天津睦郎,毛利光宏
誤嚥に対する手術療法で声を保存する方法はあるか 田山二朗
喉頭摘出後の声の出し方について 高橋宏明
音痴とはどういうものか,生理学的観点から 森 浩一
音痴とはどういうものか,その治療法(1) 弓場 徹
ほか
■VI 頸部
悪性リンパ腫の最近の分類とその治療法 石田春彦,天津睦郎
頸部リンパ節の超音波診断について―転移リンパ節の診断を中心に 竹内洋介,鈴木晴彦
頸部結核性リンパ節炎の診断と治療 中島由槻,森 亨
ほか
■VII その他
耳鼻咽喉科,頭頸部領域の悪性腫瘍と腫瘍マーカー 山中 昇,田村真司
自己免疫疾患が疑われる場合の臨床検査 稲田進一
腹式呼吸の効用は 森田 守
手術用顕微鏡の接眼鏡を,どのようにして自分の目に合わせるか 今 亮人
■ワンポイントアドバイス
小児期におけるCT scan撮影について 古賀慶次郎
たかが外耳道されど外耳道 奥野秀次
難聴乳幼児において側頭骨CT検査は必須 内藤 泰
耳鳴は治らない? 森 浩一
二つの便利なグラフ 寺山吉彦
ほか
内容説明
日常診療における疑問、115のテーマを厳選。
目次
1 耳
2 めまい
3 鼻
4 口腔・咽頭
5 喉頭・音声言語
6 頚部
7 その他
著者等紹介
野村恭也[ノムラヤスヤ]
東京大学名誉教授
本庄巌[ホンジョウイワオ]
京都大学名誉教授
小松崎篤[コマツザキアツシ]
東京医科歯科大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。