出版社内容情報
《内容》 内科医(糖尿病専門医),腎臓専門医,移植外科医,その他の領域の専門医など,多くの専門家の協力によって初めて治療が可能となる腎症の,現時点において考えられる,あるいは実施できる最新・最善の腎症治療について,日常臨床に利用しやすい形で解説しました.病棟における座右の書のひとつとしてご活用ください. 《目次》 ■糖尿病性腎症とは1.日本人の糖尿病の特徴2.糖尿病の合併症はなぜ起こるのか3.糖尿病性腎症の病態と病期分類4.糖尿病性腎症はどのようにして発見されるか5.糖尿病性腎症になりやすい人となりにくい人6.糖尿病性腎症の増悪因子はなにか7.糖尿病性腎症と高血圧との関係■早期発見のために1.患者を診るときのポイントと注意点2.早期発見のための検査方法3.検査のポイントとピットフォール4.他の腎疾患との鑑別方法■治療方針のたてかた1.糖尿病性腎症の治療の基本2.定期的に行う検査3.日常生活上の注意点4.患者指導とインフォームドコンセント5.治療スタッフの役割と連携のとりかた■病期分類別の治療方法1.治療効果を確認するための検査2.糖尿病性腎症の食事療法3.糖尿病性腎症の運動療法4.経口血糖降下薬の使い方5.インスリン療法の適応と注意点6.降圧薬の使い方7.脂質コントロール8.その他の薬物療法9.要注意の薬剤10.糖尿病性腎症の透析療法■特殊な患者と合併症対策1.浮腫およびネフローゼ症候群の治療法2.その他の糖尿病の合併症の治療と管理・予防3.高齢者の治療4.糖尿病性腎症と妊娠,分娩5.CAPDの適応6.糖尿病性腎症に対する腎移植
内容説明
本書は、現時点において考えられる、あるいは実施できる最新・最善の腎症治療について、日常臨床に利用しやすい形で解説したものである。
目次
1 糖尿病性腎症とは
2 早期発見のために
3 治療方針のたてかた
4 病期分類別の治療方法
5 特殊な患者と合併症対策