内容説明
ライセンス契約の論点と契約条項作成上の留意点を実務に即して解説。公正取引委員会の新ライセンスガイドライン、通常実施権登録制度の見直し（仮実施権）等、最新問題に対応。豊富な条項文例（日本語、英語）を紹介。
目次
第１章 ライセンスとは何か
第２章 約定に基づくライセンス
第３章 法律の規定に基づくライセンス
第４章 権利の消尽とライセンス
第５章 下請人の製造行為とライセンス契約
第６章 実施料の算定
第７章 ライセンス契約と独占禁止法
第８章 ライセンス契約と倒産法―ライセンサーの倒産への対応
第９章 ライセンス契約と税務
第１０章 ライセンス契約書の典型的条項と、条項作成にあたっての留意点
著者等紹介
渡邊肇［ワタナベハジメ］
昭和３４年７月２８日生。昭和６２年４月弁護士登録、第二東京弁護士会所属。平成６年イリノイ州外国法事務弁護士登録。平成７年ニューヨーク州弁護士登録、ニューヨーク州およびシカゴ弁護士会所属。経歴：昭和６０年東京大学法学部卒業。平成５年アメリカ合衆国イリノイ大学ロースクール卒業、アメリカ合衆国シカゴ市Ｊｅｎｎｅｒ＆Ｂｌｏｃｋ法律事務所で執務。平成７年アメリカ合衆国ワシントンＤ．Ｃ．連邦取引委員会（Ｆｅｄｅｒａｌ Ｔｒａｄｅ Ｃｏｍｍｉｓｓｉｏｎ）で執務。平成８年東海大学法学部非常勤講師（平成８～１０年度国際取引法）。その他：アメリカ法曹協会（ＡＢＡ）会員、環太平洋法律家協会（ＩＰＢＡ）会員、日本ライセンス協会理事（平成１３年）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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葉
0
ライセンスとは当該知財権を第三者に保有させたままで、当該権利の利用権を取得する方法である。特許は発明者が権利を専有し、他者が許諾を受けない限り特許侵害を構成する。ライセンスに関する法の条項から権利について説明があり、パンチパーマ用ブラシやBBS事件などの例をあげている。また、独禁法との深い関係もある。特許ライセンス契約を海外で例にしているため、和訳ありの英文が載っている。専門用語の説明に関しては良い。2014/02/27
nomnom
0
知財ライセンスの概論。私自身はいくつか「気付き」となるものがあった。これ１冊で実務をこなすことは無理でしょう。2009/07/30
