出版社内容情報
M&A成功の鍵を握るといってよいプライシング。本書はその諸問題を豊富な図表・例示で解説。
内容説明
M&A取引を成功させるためには、企業価値を算定するバリュエーションも大事だが、それに引き続くプライシングの過程がきわめて重要だ。本書は、「価値(バリュー)」と「価格(プライス)」の関係をまず整理し、バリュエーション手法やシナジー効果の定量化、さらにはTOB価格の設定方法とそのプレミアム、プライシングの是非が検証されるPMI(ポストM&Aの統合マネジメント)までを解説する。
目次
M&A取引におけるプライシング
第1部 非上場会社のプライシング(会社の「価値(バリュー)」と会社の「価格(プライス)」
非上場会社のプライシング
バリュエーションの手法
シナジー効果の定量化)
第2部 上場会社のプライシング(上場会社のプライシング;プレミアムの意味;ディスカウントTOBと大型プレミアムTOB)
第3部 ポストM&Aとプライシング
(ポストM&Aの統合マネジメント(PMI)
PMIの進め方)
会計からファイナンスへの橋渡しのために