内容説明
会社法は、公開大会社の株主総会について、大きな改正を加えていないが、省令による実務レベルでは、影響は大きいともいえる。さらに、定款変更をどうするか等、形式的変更だけでなく実質的な経営政策という観点から熟慮する必要もあろう。一方、今時の改正に目を向けるだけでなく、敵対的買収の防衛論議が盛んな中で、会社提案の防衛策が否決されたり、株主提案が活発化し、委任状の争奪戦まで繰り広げられる事態が「当社」でも起こるかもしれない。このような情況を踏まえ、このたびの大幅な書き直しにあたっては、改正部分にのみ力点を置くのではなく、変更内容に留意しつつ、最新のデータを分析して網羅的に記述することとした。
目次
第1章 株主総会の準備事務
第2章 総会運営の事前準備
第3章 株主総会当日の運営
第4章 株主総会後の事務
第5章 その他の諸問題
巻末付録
著者等紹介
宮谷隆[ミヤタニタカシ]
昭和40年5月14日生まれ。平成3年4月弁護士登録。森綜合法律事務所入所。平成10年1月同パートナー。平成14年12月合併により森・濱田松本法律事務所。昭和59年千葉県立千葉高等学校卒業。平成元年東京大学法学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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