独占禁止法の手続―平成18年施行の改正法をふまえて

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  • サイズ A5判/ページ数 348p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784502941702
  • NDC分類 335.57
  • Cコード C3032

内容説明

大型独禁法違反事件の摘発が相次いでいる。活発な公取委の活動は法規制の見直しにささえられているが、平成18年1月に施行された独占禁止法の改正は、リーニエンシー制度・犯則調査手続など強力かつ効果的な制度の導入をその内容としている。本書では、法改正後の独占禁止法の制度と課題を、その手続面において明らかにするものである。

目次

1 平成17年独占禁止法改正の経緯とその後の課題(平成16年3月までの経緯;公取委案 ほか)
2 行政手続(総説;排除措置欲令の内容 ほか)
3 企業結合事件処理手続(はじめに―企業結合規制の趣旨と目的;届出・報告の対象となる企業結合;正式な届出手続と事前相談手続;企業結合に関する実質的判断)
4 民事手続(損害賠償請求訴訟;独占禁止法違反と私法上の効力;差止請求訴訟)
5 刑事手続(総説;刑事罰規定の内容;公取委の審査と刑事手続;犯則調査手続;専属告発)

著者等紹介

村上政博[ムラカミマサヒロ]
一橋大学大学院国際企業戦略研究科教授。1949年生まれ。東京大学法学部卒業(1972年)。司法修習修了(1975年)。ミシガン州立大学ロースクール比較法修士、ニューヨーク州弁護士。弁護士、公正取引委員会事務局(室長等)、横浜国立大学教授などを経て、2002年より現職

栗田誠[クリタマコト]
千葉大学大学院専門法務研究科教授。1953年生まれ。東京大学法学部卒業(1977年)。同年、公正取引委員会事務局入局。調整課長、審判官などを経て、2001年より千葉大学法経学部教授、2004年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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