内容説明
経営危機に直面した企業をいかにして再生させるのか。経営危機に陥った要因や再生へのターニング・ポイントを分析！２０のケースを取り上げ、経営の視点から、企業再生への処方箋を示す。
目次
第１章 企業再生の経営学
第２章 企業再生の諸戦略
第３章 再生手法の選択とガバナンスをめぐる葛藤
第４章 経営破綻の原因と再生の要件
第５章 再生のリーダーシップ
第６章 再生における財務問題
第７章 金融機関の信用と破綻
第８章 企業再生への処方箋
第９章 企業再生とターンアラウンド・マネージャー
著者等紹介
許斐義信［コノミヨシノブ］
１９４４年福岡県生まれ。１９６７年慶応義塾大学工学部機械工学科卒業。１９７６年慶応義塾大学大学院工学研究科（管理工学専攻）修了後、三菱商事、１９８０年三井物産。１９９９年慶応義塾大学大学院経営管理研究科教授。現在まで、企業再生、経営企画などにも従事。日本ターンアラウンド、マネージメント協会理事長。日本金融検定協会理事
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Ryo
1
20年近く前の出版。ちょうど産業再生機構が立ち上がった直後あたりだろうか。 企業再生の経営学が体系的に整理されている。 Status,Strategy,Structure,Stageの4つの戦略アウトラインに始まり、再生手法、経営破綻の原因、再生成功の鍵や財務、当時変革期にあった日本の金融機関の状況、まとめのしての再生の処方箋、米国との比較など、豊富なケースを中心に深いところまで分かりやすい。2023/10/13
Yoshiko Arita
0
ＪＢＣＣに向けて、主人の本を拝借。しかし、再生のファイナンス部分はさっぱり分からんなー。ケーススタディはおもしろかった。2016/07/09
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