内容説明
わが国の知的財産権侵害訴訟件数は、毎年増加の一途をたどっており、最近は賠償金額も徐々に増えてきている。侵害に対する賠償金がたとえ数千万円であっても、リスクのドミノ効果により企業価値で量れば数十倍、数百倍に膨らむことにもなりかねない状況である。本書は、リスクの根源であるそれぞれの知的財産権について事例を交えながら紹介し、その怖さを知ることによって、企業として個人としてどのような対策を講ずるべきかの道しるべを提供する。
目次
序章 知的財産の侵害リスクのインパクト
第１章 知的財産の基本（特許；意匠；商標；著作権）
第２章 知的財産の紛争事例（類似商品；情報；ソフトウェア；本・漫画・キャラクター；音楽）
第３章 資料編（データからみた知財紛争；警告書サンプル；日本における主なドメインネーム紛争の一覧；秘密情報漏洩に関する過去例の一覧；違法コピーの和解合意書；過去の職務発明訴訟における容認判決一覧）
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