内容説明
本書は、中国投資の管理ノウハウを、まず投資前、投資後(中国子会社の運営)、撤退の3つのステージに分けて、それぞれの段階における財務あるいは会計リスク、税務リスクの評価とその対応策について詳しく取り上げています。実際の場面で役立つように、実例を素材にしてケーススタディ方式を豊富に採っています。また、最新の中国の制度及び法令通達の改正をふまえ、あるいは経営方針や商慣習の違いに起因する要素や留意事項にもできるだけ触れて解説しました。
目次
第1編 中国投資前のリスクマネジメント(中国投資環境の概要と会社設立;中国投資回収タックスプランニング;投資前の財務デューデリジェンス)
第2編 中国子会社運営上のリスクマネジメント(会社運営上の財務デューデリジェンス;会社運営上のタックスプランニング)
第3編 中国投資撤退のリスクマネジメント(撤退におけるタックスプランニング;撤退における財務デューデリジェンス)
著者等紹介
簗瀬正人[ヤナセマサヒト]
公認会計士。シニアマネージャー。1985年に青山監査法人(現中央青山監査法人)に入所。1996年から1999年北京事務所。現在は中国ビジネスグループにて、税務チームリーダーとして、中国税務及び中国ビジネススキーム策定サービスを担当
斉藤公彦[サイトウキミヒコ]
公認会計士。シニアマネージャー。1991年に中央新光監査法人(現中央青山監査法人)に入所。1996年から1999年上海事務所。現在は中国ビジネスグループにて、会計監査チームリーダーとして、中国会計コンサルティング及び中国現地企業の財務調査(デューデリジェンス・サービス)を担当
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