内容説明
豊富な実務経験をもとに、技術ライセンスの評価について解説した入門書。
目次
技術ライセンスとは何か
技術的権利とリスクと価値評価・価格設定における心理学
各価値評価方法の概要
評価法1:業界標準法による価値評価
評価法2:レイティング/ランキング(格付け法)による価値評価
評価法3:ルール・オブ・サム(経験則)
評価法4:割引キャッシュ・フロー(DCF)法
評価法5:先端的手法を用いた評価法
評価法6:オークション法
ライセンス対価とエクイティ
ライセンス対価の支払方法
価格設定、交渉の円滑化、そしてまとめ
著者等紹介
ラズガイティス,R.[ラズガイティス,R.][Razgaitis,Richard]
IPCグループ上席コンサルタント。イリノイ大学大学院博士課程卒業後、アポロ計画のロケット技術者として従事、その後、知的財産ビジネスの専門家として活躍。特に、先端材料、製造システム、ソフトウェア及び通信機器分野における国際技術ライセンス交渉の経験が豊富。米国カナダLES理事。米国発明者殿堂基金の評議員
菊池純一[キクチジュンイチ]
青山学院女子短期大学教授。知的財産学・産業経済論。日本知財学会知財会計・経営分科会座長、研究技術計画学会編集理事、環太平洋産業連関分析学会運営委員、産業構造審議会評価部会・評価小委員会WG主査、産業構造審議会知財政策部会・特許制度小委員会WG委員、専修大学大学院エコノメトリックコース講師、金沢工業大学大学院知的創造システム専攻客員教授など
石井康之[イシイヤスユキ]
(株)ミレアホールディングス・法務リスク管理部・マネージャー。東京海上火災保険(株)入社後、(財)知的財産研究所・主任研究員、東京海上研究所・主席研究員、通産省・知的財産権の担保価値評価手法研究会メンバー、特許庁・特許評価指標研究委員会委員等を歴任。日本知財学会会員、日本ライセンス協会会員など
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