内容説明
本書は、テーマの特質から、売掛金管理の法務・税務問題の決定版たることを期し、段階的に、売掛金管理のあり方から、止むを得ず貸倒れに至った場合の税務処理および立証書類の整備等について、その認否に関する重要裁判例等を紹介しながら詳述したものです。
目次
貸倒れの防止に役立つ契約書とその上手な結び方
貸倒れを防ぐ信用調査の実務と効用
売掛金と集金の管理事務
焦付き債権の回収法
長期不良債権の保全と管理
企業会計における貸倒引当金の意義
「貸倒引当金」制度の概要と個別評価制の貸倒引当金の税務
一括評価制の貸倒引当金の税務
貸倒引当金の経理と申告
貸倒引当金の税実務相談事例〔ほか〕
著者等紹介
金井澄雄[カナイスミオ]
昭和21年拓殖大学商学部卒業後、(財)日本経済研究所研究員、日米外事協会理事・調査部長等として経済・産業の調査・研究に従事する傍ら、昭和23年計理士登録を契機に経営コンサルタント開業。その後企業経営、とくに経営法務・税務等の教育・指導業務に従事、埼玉大学講師等を兼務、今日に至る。現在、公認会計士・税理士、実践経営学会顧問、JR総連特別顧問、(財)生知会生涯学習研究財団理事長、上場会社・各種団体等の顧問
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