内容説明
本書は、新仲裁法に基づく仲裁手続について実務に即して解説するものである。仲裁は、裁判に代わるより魅力的なトラブルの法的解決手段。本書では、仲裁制度を利用される企業の実務担当者、法律実務家や仲裁に興味のある方を対象とし、仲裁制度の基本的仕組み、仲裁手続の開始から終了までを具体的かつ簡易に解説する。
目次
第1章 仲裁制度
第2章 新仲裁法の適用範囲
第3章 仲裁合意
第4章 仲裁手続
第5章 仲裁人の選任
第6章 仲裁廷による審理手続
第7章 仲裁手続の終了
第8章 仲裁判断の承認・執行
著者等紹介
中村達也[ナカムラタツヤ]
昭和32年11月16日生まれ。筑波大学大学院修士課程(企業法学専攻)修了。平成元年(社)国際商事仲裁協会(現日本商事仲裁協会)に入社。平成10年仲裁部次長。現在、国士舘大学法学部助教授、日本商事仲裁協会国際仲裁部部長
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