内容説明
本書は、知的財産権訴訟の中でも特許侵害訴訟に焦点を当て、日米両国において特許侵害訴訟の最先端で訴訟実務に携わる弁護士が、日本及び米国において特許侵害訴訟を戦い抜くために求められる基本的なノウハウ、いかにして「敵を知り、己を知る」べきか、を概説し、主として企業の法務担当者を念頭におきながら、侵害紛争の実際と注意点をご理解いただくことを狙ったものである。
目次
第1編 国内訴訟編(特許権侵害に対する法的手続の概要;提訴前の当事者の対応;訴訟手続の基本的ルール;特許権侵害訴訟(本案訴訟)の具体的手続
保全手続)
第2編 米国訴訟編(訴訟準備と訴訟の開始まで;第一審訴訟手続の概観)
著者等紹介
渡辺肇[ワタナベハジメ]
昭和34年7月28日生。昭和62年4月弁護士登録。第二東京弁護士会所属。平成6年イリノイ州外国法事務弁護士登録。平成7年ニューヨーク州弁護士登録。ニューヨーク州及びシカゴ弁護士会所属。昭和53年早稲田高等学校卒業。昭和60年東京大学法学部卒業。平成5年アメリカ合衆国イリノイ大学法学部大学院卒業、アメリカ合衆国シカゴ市Jenner&Block法律事務所で執務。平成7年アメリカ合衆国ワシントンD.C.連邦取引委員会(Federal Trade Commission)で執務。平成8年東海大学法学部非常勤講師(平成8~10年度国際取引法)。アメリカ法曹協会(ABA)会員、環太平洋法律家協会(IPBA)会員、日本ライセンス協会理事(平成13年)
飯塚卓也[イイズカタクヤ]
昭和40年11月2日生。平成2年4月弁護士登録。東京弁護士会所属。昭和59年宮城県仙台第一高等学校卒業。昭和63年中央大学法学部卒業。平成8年ドイツ連邦共和国マックスプランク国際知的財産権等研究所(ミュンヘン市)にて研修、ドイツ連邦共和国ミュンヘン大学法学部修士課程卒業。平成14年~東北大学大学院工学研究科非常勤講師(特許法)。平成15年~岩手大学地域共同研究センター客員教授
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