内容説明
本書は、高齢社会を支える大きな柱である社会保障制度について、最新法令や主要判例に基づき、論点ごとにわかりやすく解説したものである。なお、記述にあたっては、社会保障の単なる制度的な解説に止まることを避けつつ、社会保障の法的仕組みとそこに存在する法的問題について理解できるように、(1)論点設定にあたっては、各章・各項目ごとに、法理論および法解釈学上の重要問題を取り上げ、(2)解説にあたっては、できる限り判例・裁決例および行政通達にまで踏み込み、場合によっては立法政策上の問題にも論及した。
目次
第1章 社会保障法の目的と範囲
第2章 社会保障受給権の構造
第3章 医療給付
第4章 年金給付
第5章 労災保険給付
第6章 失業給付
第7章 介護給付
第8章 社会福祉サービス
第9章 社会手当給付
第10章 公的扶助
第11章 社会保障法の課題と展望
著者等紹介
清正寛[セイショウヒロシ]
1938年3月生まれ。1965年3月九州大学大学院法学研究科博士課程中退。法学博士。現在、法政大学法学部教授。専攻は社会法学(労働法、社会保障法)
良永弥太郎[ヨシナガヤタロウ]
1945年2月生まれ。1980年3月九州大学大学院法学研究科博士課程中退。法学修士。現在、熊本大学法学部教授。専攻は社会法学(社会保障法、労働法)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 心身医学入門