内容説明
本書は、保険契約を中心とするいわゆる「保険法」を学ぶための大学法学部のテキストとして執筆されている。保険契約とは、保険という経済制度を実現するための制度であるとの視点から、本書では、まず保険の経済的意義・機能について説き、その上で法についての解説に入っている。その解説にあたっては、多くの図表を用いて、平明を旨として執筆されているが、内容は重要判例の論点などに及び、実務上の疑問点の解消にも有用なものとなっている。
目次
序章 保険法の鳥瞰図的理解
第１章 保険法総論
第２章 保険契約法総論
第３章 損害保険契約総論
第４章 損害保険契約各論
第５章 定額保険契約総論
第６章 生命保険契約（定額保険契約各論その１）
第７章 傷害保険契約（定額保険契約各論その２）
著者等紹介
岡田豊基［オカダトヨキ］
１９７７年大阪市立大学法学部卒業。１９８４年神戸大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得退学。鹿児島大学法文学部助教授。１９８７年神戸学院大学法学部助教授。１９９３年神戸学院大学法学部教授
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