内容説明
本書では、知的財産・無形資産についてそのさまざまな形態・定義・利用例・経済的寿命の算定方法といった問題や、知的財産等に影響を及ぼす最近の法的な側面について検討を行うとともに、知的財産の価値評価について、評価の考え方・方法などを具体的に詳しく紹介している。本書は、米国における実態を述べたものであるが、企業経営や新規事業の展開、企業評価において知的財産に対する関心が高まっているわが国においても、きわめて有益な情報を与えるものである。本書の読者は、企業の知的財産部門の責任者、起業家、ベンチャーキャピタル、金融機関の融資担当者、公認介計士、税理士、弁護士など幅広い分野の方々を対象とする。
目次
最も重要な資産
会計および税務
無形資産と知的財産の特性
無形資産と企業
評価の原則と手法
マーケット・アプローチとコスト・アプローチ
経済的寄与分の資本化
知的財産の経済的寄与
評価上の留意点
利益の資本化と経済的寿命〔ほか〕