内容説明
AIJ事件を契機に、いまヘッジファンド投資の是非がクローズアップされているが、ヘッジファンドに限らず、資産運用には「運用資金詐欺」と「運用の失敗」という不可避のリスクが存在する。このリスクを最小限にとどめるための方策はあるのか。本書は、オルタナティブ投資手法のうち、特にヘッジファンドに焦点を当て、その運用手法をはじめとして、リスク・リターン特性、リスク・コントロール手法、デュー・デリジェンスなど、ヘッジファンド投資に必要不可欠な知識を得るための手引書である。
目次
序章 なぜ今オルタナティブ投資なのか
第1章 オルタナティブ投資の種類
第2章 アルファとベータの分解
第3章 ヘッジファンドの投資戦略
第4章 リスクとリターンの特性
第5章 リスク管理とモニタリング
第6章 デュー・デリジェンス
第7章 ヘッジファンドにまつわる誤解と真実
補章 進化するヘッジファンド業界
著者等紹介
志賀勝則[シガカツノリ]
CATパートナーズ代表取締役。メリルリンチ日本証券にて約10年間、機関投資家を対象とした日経平均リンク債などの株式派生商品やヘッジファンド・クローン商品など、金融デリバティブ商品の組成とマーケティングに携わる。クレディスイス・ファーストボストン銀行東京支店およびロンドン支店、JPモルガン・チェース銀行東京支店にて、外国為替、為替オプションのトレーディング、機関投資家向け為替オプション商品のセールスに従事。神戸大学法学部法律学科卒業
志賀祥子[シガショウコ]
欧州系および米系投資銀行の東京支店およびロンドン支店にてアセット・スワップのトレーディングや仕組み債発行関連業務従事。ドイツ証券、リーマン・ブラザーズ証券にてターゲット・リダンプション(TARN)、パワー・リバース、CMS連動債などイールドカーブ系エキゾティック・デリバティブ商品のリスク分析、モニタリング、評価業務など担当。ロンドン・ビジネス・スクールのスローン・フェローシップ修士プログラム修了。経営学修士。ロンドン・ビジネス・スクールのExecutive Educationのヘッジファンド・コース受講。CAIA協会認定オルタナティブ投資アナリスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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