内容説明
ブロードバンドで世界の最先端を目指し、オープンなネットワークの効用を説く米国オバマ政権のICT戦略の政策決定過程を丹念に追い、施策内容を検証してその本質を探ることで、日本においても参考となる材料を見出す。
目次
第1章 オバマ政権のブロードバンドアジェンダ
第2章 ブロードバンド財政支援の意義と限界
第3章 野心的なブロードバンド国家戦略
第4章 ワイヤレスブロードバンドの拡大に向けて
第5章 すべてのアメリカ人にブロードバンドを!
第6章 ネットワーク競争を巡る論争
第7章 スマートフォン、ビデオ配信をオープンに!
第8章 中国のグーグルとインターネットフリーダム
第9章 東日本大震災のインパクト
著者等紹介
藤野克[フジノマサル]
1990年早稲田大学政治経済学部政治学科卒業、郵政省(現総務省)入省。1993年シカゴ大学社会科学修士号(MA)取得。1998年郵政省業務課(2001年より総務省料金サービス課)課長補佐(競争政策担当)。2001年電気通信事業紛争処理委員会事務局上席調査専門官。2004年総務省官房総務課課長補佐(国会、法令等担当)。2005年総務省移動通信課ITS推進官(電波法改正担当)。2006年早稲田大学政治経済学部政治学科非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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