内容説明
“空き店舗問題”から“ワンストップ・ショッピング”までわが国の商業研究の泰斗が、商業やまちづくりのさまざまについて、辛口の解説を展開。楽しくてちょっと厳しい「読む辞典」。
目次
アーケード
ICカード
IT法
空き缶回収機
空き店舗
空き店舗対策事業
空き店舗問題
悪魔の三原則
頭出し
新しい公共〔ほか〕
著者等紹介
石原武政[イシハラタケマサ]
1943(昭和18)年3月、京都市生まれ。1946年3月に徳島県麻植郡鴨島町(現・吉野川市)に移住。徳島商業高等学校、神戸商科大学、神戸大学大学院経営学研究科修士課程・博士課程を経て、1969年4月、大阪市立大学商学部助手。同講師、同助教授を経て、1984年10月、同教授。1985年3月、商学博士(大阪市立大学)。2006年3月、大阪市立大学名誉教授。同年4月、関西学院大学商学部教授。2011年4月、流通科学大学商学部特別教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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壱萬参仟縁
5
50音順の用語が目次となっている。最近、岩波新書で類書が出たのを本屋で見つけて知ったが、本書は単行本である。可能であれば、読み比べてもいいと思える。恐らく、大分県の一村一品運動を応用して、「一店逸品運動」(19頁~)が紹介されている。オンリーワンの素材をお客様に提供していくこと。これは、個性と多様性を生む市民社会において望ましい方向である。買い物弱者、買い物難民、市民ファンド、CSR、第六次産業、内科的まちづくり、非正規雇用、フェアトレード、結い、ワーキングプア・・・などあり、ネガティブな用語も扱う本音。2013/04/11