内容説明
経営改革の成否は、あくまで会社が握っている。コンサルタントに金を払えば会社が変わるなんて大間違い。本気で会社を変えたいあなたに教える改革実現の秘訣。
目次
第1章 コンサルティングで会社を変える(コンサルタントに期待するな?;コンサルタントは万能ではない ほか)
第2章 顧客の声よりも顧客の利益(いきなりコンサルティングに入らない;経営診断で何をするか ほか)
第3章 コンサルタントとクライアントの共同作業(プロジェクトが始まる;問題意識をぶつけ合う ほか)
第4章 成果志向のコンサルティング(これからが本番;ビジネスモデルの具体化 ほか)
第5章 コンサルティングの究極の目的は?(1年半が経って;成果が出始める ほか)
著者等紹介
日沖健[ヒオキタケシ]
日沖コンサルティング事務所・代表、産業能率大学・講師(総合研究所&マネジメント大学院)、中小企業大学校・講師。1965年愛知県生まれ。慶應義塾大学商学部卒、Arthur D.Little経営大学院修了・MBA with Distinction、日本石油(現・JX日鉱日石エネルギー)勤務を経て2002年より現職。専門は経営戦略、経営計画、経営人財育成(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Micky
4
「コンサルタントが役にたたない」というタイトル。著者がコンサルタントなので多分内容は違うだろうとは思いつつ読んでしまった。ある食料品商社と言う設定で将来な戦略を立案する。社長の思惑との食い違い、よくある話だが外部人材を拒絶する社内の抵抗勢力。問題は戦略立案以前に存在する組織のありよう。コンサルティングにおいて必ず露呈する組織の人間関係をどう乗りこなしていくか、この辺りが本書のテーマになっている。なかなか難しい問題です。2024/08/11
Meistersinger
0
戦略系コンサルの話なので、こちらの専門のとは結構違う。顧客の依頼をそのまま進めるのではなく、一度調査した上で方針を適切なものにできるというのは羨ましい。そして成果物偏重でないという部分も。2012/02/15