内容説明
女性に爆発的に支持されたEASYTONE。驚異的なリピーター率と利益率向上を同時に実現したたざわ湖スキー場。―「顧客満足」×「事業の利益」というハイブリッドな価値創造で、新規事業の立ち上げや事業変革に成功した秘訣を解き明かす。
目次
第1章 なぜビジネスモデルなのか?―本書の問題意識
第2章 ビジネスモデルの本質
第3章 「顧客の支払意欲(WTP)」のメカニズム
第4章 プライシングと価値のコミュニケーション
第5章 価値提供プロセスの構築
第6章 ビジネスモデルと利益創出
第7章 必要利益を生むためのデザイン
第8章 グランドデザインの構築
第9章 EASYTONEのビジネスモデル
第10章 たざわ湖スキー場の事業変革
終章 ビジネスモデルのグランドデザインとマネジメント
著者等紹介
川上昌直[カワカミマサナオ]
兵庫県立大学経営学部准教授。1974年大阪に生まれる。2001年神戸商科大学大学院経営学研究科博士後期課程単位取得退学。福島大学経済学部(再編を経て経済経営学類)助教授。2007年兵庫県立大学経営学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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はち
3
@90 四年ぶりの再読。ぎっしりと示唆が詰まった論。利益創出をいかにデザインするか。自分事で画いてみたい。2016/08/08
mitsu44
0
ビジネスモデルの定義から、それを作り上げていく(グランドデザイン)していく考え方を、様々なフレームワーク(ブルー・オーシャン戦略のアクションマトリクス、FREE)や真に大切にすべきである「Who-What-How」の関係や「job to be done」、「WTP」などなどを元に書かれています。起業を考えている人には必読の一冊であると思います。ここに出てくる参考文献も大切にしたい本がいっぱいです。著者が実際に関わった事例である、ReebokのEASYTONEやたざわ湖のスキー場などリアルな事例もでてきます2012/01/10
tetekoguma
0
経営学におけるビジネスモデル論のお話と実践的なビジネスモデルのデザイン論の双方が解説された一冊です。よい事業のコンセプトができてもそれだけではダメでビジネスモデルが必要ですがまだ未解明の部分も多いようです。2023/11/30
M.H
0
これも良著。 勉強になった。 2019/06/10