内容説明
社会性と事業性を兼ね備えた事業は、ソーシャル・エンタープライズのみならず、一般企業においても近年展開されるようになっている。本書はソーシャル・ビジネスという事業形態に着目し、非営利組織、ソーシャル・ベンチャー、一般企業を取り上げる。
目次
第1章 ソーシャル・ビジネスの時代―企業システムを活用した社会変革
第2章 ソーシャル・アントレプレナーの役割とキャリア―四国・九州アイランドリーグと鍵山誠氏
第3章 多様な主体の協働によるソーシャル・ビジネス―企業・NPO・行政の協働によるリサイクル事業
第4章 農・商連携におけるソーシャル・ビジネス―条件不利地域からの発想
第5章 ソーシャル・アントレプレナーによる技術経営―地雷除去機開発におけるイノベーション・プロセス
第6章 環境ビジネスを活かすソーシャル・ビジネス―「環境+α」の価値を持たせる
第7章 行政にとってのソーシャル・ビジネス
第8章 企業によるソーシャル・ビジネスと協働戦略の可能性―帝人ファイバー株式会社の環境事業「エコサークル」
第9章 ソーシャル・マネジメントの必要性―地域を活性化する新しいマネジメントスタイルを求めて
第10章 ケース集
著者等紹介
大室悦賀[オオムロノブヨシ]
京都産業大学経営学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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