内容説明
金融論の研究者と愛知県信用保証協会が共同で実施した愛知県の中小企業金融および信用保証制度に関する研究の成果。
目次
グローバル金融危機に直撃された愛知経済
アンケート実施前後の信用保証制度および愛知県の信用保証の状況
信用プログラムの理論―信用保証制度の基本機能を理解するために
愛知県の中小企業金融と信用保証制度に関する企業意識調査―愛知県信用保証協会アンケート調査結果
グローバル金融危機下の信用保証制度の役割―愛知県信用保証協会アンケートの分析
債務超過企業における信用保証制度の利用状況からみた課題
グローバル金融危機下のメインバンクとの取引―アンケート調査からわかること
愛知県の中小企業融資における金利設定行動―信用保証利用企業のデータを用いた分析
地域金融機関のプレゼンスと信用保証制度―愛知県の市町村データを用いた分析
グローバル金融危機下の愛知県の信用保証制度―むすびにかえて
著者等紹介
家森信善[ヤモリノブヨシ]
名古屋大学大学院経済学研究科教授、名古屋大学総長補佐(社会連携担当)。1963年滋賀県に生まれる。1988年神戸大学大学院経済学研究科博士前期課程修了。姫路獨協大学助教授などを経て、現在に至る。経済学博士(名古屋大学)。全国信用保証協会連合会創立五十周年記念懸賞論文優秀賞(2001年)、商工総合研究所中小企業研究奨励賞本賞(2005年)など受賞。これまで、愛知の金融経済に関して、愛知県・中小企業金融施策検討委員会・委員長(2006年)、東海財務局・金融行政アドバイザリー(2005年~)、名古屋証券取引所アドバイザリーコミッティー委員(2008年~)などをつとめる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。