内容説明
難解な数式を使わない。日常会話でわかりやすく。グラフはとことんていねいに。人気講師が勉強方法から。経済学の思考パターンを最初に。『新・経済学入門塾』からマクロ経済学の主要論点を、「この1冊」にまとめた。
目次
1 経済学の勉強方法と全体像
2 国民経済計算
3 財市場
4 資産市場
5 IS‐LM分析
6 AD‐AS分析・IAD‐IAS分析
7 IS‐LM‐BP分析
著者等紹介
石川秀樹[イシカワヒデキ]
昭和38年生まれ。上智大学法学部国際関係法学科卒業。筑波大学ビジネス科学研究科経営システム科学専攻修了(MBA)。2005‐6年英国政府チーブニング奨学生としてロンドン大学Institute of Educationに留学。新日本製鐵株式会社資金部、鋼管輸出部などを経て、現在、石川経済分析取締役社長。SBI大学院大学MBAコース講師(ビジネスエコノミクス担当)。日本経営品質賞審査員(2004年度、2007年度、2008年度)、栃木県経営品質賞審査員(2007年度)、三重県経営品質賞審査員(2003年、2004年、2008年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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fu
20
YouTubeの動画講義の受講にあわせて2周目終了。講義のおかげもあってか、初読の時よりも理解が深まった。石川先生の説明は、専門学校の有料講義よりもずっとわかりやすい。先生のおかげで経済学が面白いとまで感じられるようになった。なぜフリーラーニングという試みをされているのか?無料の講義動画配信により教育の質をより高めることで、日本の社会全体の経済成長を促そうと考えておられるのだろう。頭がさがる思いだ。2016/07/14
がっち
5
公務員対策用。インプット本入門本としては最高レベルの本であると思う。 2013/04/26
poku
4
IS-LM分析がすごくわかりやすかった。ようつべもなかなか。実際の講義を受けてみたい。2014/07/26
new加勢大周
3
YouTubeでこの本を使った石川先生の講義を受講できます。予備校以上の講義が受けられコストパフォーマンスは最高です。今までよく分からなかった流動性の罠が理解できたのはこの本のお陰です。石川先生ありがとうございました。2012/07/17
せびたん
2
マクロ経済学を復習したくなって読みました。資格試験用の参考書でした。読みやすくていい本だなって思いました。財市場、資産市場、労働市場についての分析、いつの間にかすっかり忘れてたけどそうだったよなあって思いつつ。行動経済学の本を読む前に経済学を思い出しとかなきゃなという動機で読んだのに練習問題を解くのが妙に楽しくて何かの資格の経済学の問題集買おうかなとかいう謎の欲望に駆られました。2021/09/01