内容説明
世界市場の環境変化は目まぐるしいほど激しく、企業経営も国際化からグローバル化へと一気に進展しつつある。とくに2008年9月のリーマン・ショックに端を発する世界同時不況は世界中の需要を減退させ、世界市場を取り巻く状況が激変した。日本企業だけでなく国際的にもサプライチェーンをもとにグローバル経営を指向する動きが一段と強まり、新しいパラダイムの構築が必要になってきている。こうした最新の情勢を踏まえ、本書の初版『企業経営のグローバル化研究』を増補改訂した「第2版」は、主として国際経営、多国籍企業、マーケティング、物流・ロジスティクスなどに学術的な関心を抱く研究者や実務家等を対象に執筆・構成されている。
目次
第1章 経営国際化の基礎理論
第2章 マーケティングと国際化
第3章 グローバル化の事例研究
第4章 中小企業の国際化プロセス
第5章 米国におけるベンチャー企業の動向
第6章 国際ビジネス・ネゴシエーション
第7章 シリコンバレーと地域経済活性化
第8章 21世紀の国際マーケティング
第9章 21世紀のグローバル化と国際経営
第10章 物流に関する国際経営的視点からの考察
第11章 マーケティングからロジスティクスの時代へ
著者等紹介
丹下博文[タンゲヒロフミ]
1950年、愛知県生まれ。早稲田大学法学部卒業、同大学院法学研究科修士課程修了。米コロンビア大学経営大学院修了(MBA)、同大学院客員研究員。UCLA(米カリフォルニア大学ロサンゼルス校)アンダーソン経営大学院および社会公共政策大学院客員研究員などを経て、愛知学院大学大学院経営学研究科教授、博士(経営学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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