内容説明
現代社会の学知を切り拓く脱領域的論考を再構成。斉明女帝銀貨の謎から日本の貨幣経済・市民社会の形成過程を再考。
目次
1 貨幣と市民社会の起源―日本市民社会の源流を探る(理論とその検証;日本最初のコインと十字架;善光寺と日本の市民社会;律令官僚制と貨幣経済)
2 世界市民社会の誕生(大乗仏教の誕生とキリスト教;一世紀の思想革命とローマ帝国・インド間貿易)
著者等紹介
平山朝治[ヒラヤマアサジ]
1958年山口県小野田市(合併後、山陽小野田市)生まれ。1989年東京大学大学院修了(経済学博士)東京大学助手などを経て、筑波大学大学院人文社会科学研究科経済学専攻准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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