内容説明
カネの流れの変化はモノの流れ、ヒトの流れ、文化へとすべてに影響を及ぼすものである。カネの流れを決める金融システムはどうあるべきか、さらには民間金融システムと公的金融システムはどうあるべきかが重要な問題となっている。わが国も米国流の効率性一点張りで一層の改革をと叫ぶだけでなく、いま一度福祉国家といわれる国がどういう動きをしているのか、立ち止まって考える必要があるのではないか。
目次
序論 国家なき福祉社会の次に来るもの―日本は官と民の新しい関係をどう発見するか
第1章 グローバリゼーション下におけるわが国の公的金融のあり方
第2章 環境整備型国家への挑戦と公的金融―ブレア時代のイギリス
第3章 フィンランドの金融システムと公的金融機関
第4章 ノルウェーの金融システムと公的金融機関の役割
第5章 スウェーデンの金融システムと公的金融機関の役割
第6章 ニュージーランドの構造改革と金融システム
著者等紹介
今井譲[イマイユズル]
1943年生まれ。関西学院大学商学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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