内容説明
政府としての立場を守らなければならない経済財政白書に対して、国際機関の視点から、各国のデータとの比較により日本の政策を率直に評価しているのがこのOECDレポートである。2007年版では、日本経済の動向とともに、イノベーションシステムの強化、世界経済への統合といった将来志向のテーマに加え、最近のホットイシューである所得格差の問題なども取り上げ、分析と評価を行っている。
目次
第1章 日本の経済パフォーマンス改善を持続させるための主要な課題
第2章 デフレの完全終焉の確実化と銀行部門の健全性の維持
第3章 財政再建への戦略
第4章 所得格差、貧困、社会支出
第5章 経済成長を持続させるために日本のイノベーション・システムを向上させる
第6章 グローバリゼーションからより十分な便益を受けるための日本の世界経済への統合の強化
著者等紹介
大来洋一[オオキタヨウイチ]
東京大学経済学部卒業。経済企画庁、OECD日本政府代表部一等書記官、内国調査第一課長、経済企画審議官等を経て、政策研究大学院大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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