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内容説明
「年金格付け研究会」では年金格付けを作るために、現在の企業年金の問題点と将来に向けての課題を様々な視点から検討した。本書は、企業年金のあり方に関するその研究成果をまとめたものである。様々な利害関係者の絡む企業年金のよりよいあり方とは、どのようなものだろうか?本書ではそれを「年金ガバナンス」と呼ぶこととした。人事管理、財務、狭義のガバナンス、資産運用、給付の確実性という異なる切り口での分析は、今後の年金ガバナンスを考える貴重な足がかりとなるだろう。
目次
第1章 危機を脱却した企業年金
第2章 企業年金制度でわかる人事戦略
第3章 企業年金制度でわかる財務戦略
第4章 企業年金のガバナンス―企業年金に関わる人々の関係:企業のためか、加入者のためか、それが問題だ
第5章 年金資産運用の真実その1―「年金スポンサー」の視点から
第6章 年金資産運用の真実その2―「運用会社」の視点から
第7章 格付けの効用
第8章 会社は「約束」を守れるか?―あなたの年金格付けします
著者等紹介
森戸英幸[モリトヒデユキ]
東京大学法学部卒。東京大学法学部助手・専任講師、成蹊大学法学部専任講師・助教授・教授、成蹊大学法科大学院教授を経て、上智大学法学部教授。弁護士(幸橋法律事務所、東京弁護士会)。厚生労働省「企業年金研究会」座長、東京都労働委員会・公益委員。専門は労働法、社会保障法(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。