• ポイントキャンペーン

国際開発の地域比較―アジア・アフリカ・ラテンアメリカの経験

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 225p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784502641831
  • NDC分類 333.8
  • Cコード C3033

内容説明

経済発展論や経済社会体制をめぐる議論で、日本やアジアの現実を踏まえた普遍的な議論をつくりあげようとするのであれば、それは必ずしも新古典派経済学の枠組みにとらわれる必要はない。日本でのさまざまな地域の開発・援助研究の議論や文献を検討してみると、個々の国の専門家がそれぞれ別個に、一国だけではなく横断的に存在する共通の要素について、同じような議論をしていることがわかる。そこから横断的な開発論、発展戦略を見いだすこともできるのではないだろうか。これが、本書の基本的な問題意識である。

目次

第1章 国際開発援助の歴史的展開
第2章 アジアの開発主義―高度成長の国際政治経済学
第3章 アジアNIEsの経済発展―輸出志向工業化の展開
第4章 ラテンアメリカ開発の系譜
第5章 ラテンアメリカ開発の課題
第6章 アフリカにおける植民地的経済構造の形成
第7章 アフリカにおける独立後の国家建設と経済開発
第8章 アジア移行経済の改革過程
第9章 比較国際開発論の視点

著者等紹介

大橋英夫[オオハシヒデオ]
1956年京都府に生まれる。’84年筑波大学大学院社会科学研究科単位取得。’84~92年三菱総合研究所研究員、’89~91年材香港日本総領事館専門調査員、’95~96年ジョージ・ワシントン大学客員研究員、現在専修大学経済学部教授。著書に「米中経済摩擦」(’98年)、共編に「香港返還」(’96年)「激動のなかの台湾」(’92年)、編訳に「中国改革開放の経済」(’91年)がある
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品