内容説明
不動産金融には、不動産を「取得」するための金融(不動産に対する投資)と、不動産を「手段」とする金融(不動産担保借入れおよびオフバランス化による資金調達)の2側面があるが、本書は主として資産金融といわれるものについて論じる。収益性、リスク、取引単位および換金性(流動性)の4つの基準を縦糸として不動産金融を解説した。
目次
第1章 不動産金融とはなにか
第2章 不動産の価格と評価
第3章 不動産投資分析
第4章 資金調達と資産金融
第5章 小口化―取引単位の減少
第6章 証券化―リスク変換
第7章 換金性の増大―市場の整備