内容説明
21世紀を目前として放送をとりまく環境は、CSデジタル放送の実現、地上波放送局のデジタルBS放送参入など大きな変容を遂げつつある。本書は経済市場としての放送市場の特徴を体系的に示すとともに、放送産業のデジタル化・多チャンネル化が産業構造全体にもたらす影響を明らかにする。
目次
第1章 放送メディアと市場の特質
第2章 放送メディアの経済学的課題
第3章 放送メディア市場の供給分析
第4章 放送メディア市場の需要分析
第5章 放送市場の競争と協調
第6章 公共放送の経済的意義
第7章 番組流通市場
第8章 放送番組取引の法制度
第9章 番組流通と放送著作権
第10章 多チャネンネル化と広告放送
第11章 放送メディアの産業組織